109年第2學期-0305 台日社會語言分析(二) 課程資訊

課程分享

選課分析

本課程名額為 50人,已有13人選讀,尚餘名額37人。

評分方式

評分項目 配分比例 說明
出席・平常点 35 遅刻・欠席に応じて減点します ・授業・同學の発表などに集中していますか?
発表 15 発表の様子/グループ発表のPPTの提出など
宿題 10 個人の宿題
最終レポート 30 内容重視:授業で得た知識や考え方との関連性・グループ活動の成果・社会言語への関心など
調整点 10 授業の進行に合わせて上記項目1-4に点数を配分します

授課教師

松永稔也

教育目標

この授業は,一学期の社會語言分析(一)との関連性が比較的高い授業です(必ずしも社會語言分析(一)を履修している必要はありません). 私たちは,何かの言語を使いながら生活をしています.言語を使った生活は「当たり前」なので,普段あまり深く考えることがありません.しかし,ある社会である言語が使われる,重視される,軽視される,無視される,といったことはどうして起こるのでしょうか. 例えば・・・ 台湾でむかし日本語が国語だったこと,中文(北京語・北京官話?この言語の「正式名称」って何?)が國語となったこと,郷土言語が禁止された時代,郷土言語が授業になる時代,英語が必修外国語になること,etc..台湾の日本語学科では「標準的な日本語」が当然のこととして学習されていますが,日本には地域方言や手話だってあるのに,なぜ「標準」がここまで重視されるのでしょうか?いろいろな事情で台湾や日本にやって来て暮らす「外国人」がいますが,当然のように台湾・日本の言語を習得する「必要性」がある外国人と,母語が大切にされている外国人がいるのはどうしてなんでしょうか?外国人に対する母語による言語支援や言語習得支援についてなにか知っていること・意見がありますか? この授業では,言語と社会の関係,社会の中の言語の立場・地位などについての私たちが有している「常識」「当たり前」について,台湾・日本・アジアなど様々な地域を例にとりながら考え(直し)たいと思います.自分たちが普段使っていることば,様々な他者の持つことばへの想い,気持ち,態度などについて,多種多様な資料を使った分析を試みましょう. 文献・資料の精読・分析とともに,自己体験の報告や「異なる立場の人々」との交流も行う予定です.「自分のこと」「「あなた(身近な他者)」のこと」「他者(彼/彼女ら)のこと」「世界のこと」を分析・研究・考察する際の「心構え」や「じっくり考える」態度を培うこと,が大きな目標となります. 具体的には テーマ(1)台湾の言語(教育)政策を歴史的に振り返る→日治時代(国語=日本語教育)〜國民黨時代(中文=國語教育)〜民主化後(郷土言語教育の導入) テーマ(2)台湾に暮らす外国人と言語生活(外籍配偶・外籍勞工の台湾での暮らしと言語支援について) テーマ(3)日本に暮らす外国人と言語生活(日本に暮らす外国人の生活環境について考える・言語支援について考える) 授業に参加する受講生の様子も見ながら,テーマ(1)〜テーマ(3)についてどのテーマを取り上げるか,どの順番で取り上げるか,考えていきます. *言語と社會の關系の検討を通して「正しい言語習得」という考え方についても検討します. 言語に関する学問的知識や教養を増やすだけではなく,私たちの生活や「生き方」「善き生」に身近に関わるものとして言語について考えていきたいと思います.対象となる地域は主に台灣と日本ですが,植民地主義や全球化といった跨國的な状況も検討対象になります. そのほか,関連する分野やテーマ 1. 言語政策・国語政策:国や地方の政治行政が行う言語に関係のある政策(国語の決定,教育言語の決定,裁判とことば,行政窓口で使う言語等) 2. 外籍人士・外籍勞工・外籍新娘・新台湾之子の言語習得:外国にルーツを持つ人たちは台湾・日本でどのように暮らしているのか? 3. 多言語情報の発信:台湾・日本の移動者・移民たちに対する「言語サービス」はどうなっている? 4. 民族(言語)教育:外国で民族に関する教育を行う意義や難しさについて考える

課程概述

深入台日社會語言分析(一)所學,進一步學習實際使用語言時會發生的各種現象以及語言和社會的關係。並批判性地探討語言在社會上的功能。

課程資訊

參考書目

OECD編著(2007)『移民の子どもと学力--社会的背景が学習にどんな影響を与えるのか』明石書店
川村千鶴子,近藤敦,中本博皓編著(2009)『移民政策へのアプローチ』明石書店
渋谷謙二郎,小嶋勇編(2007)『言語権の理論と実践』三元社
田中克彦(1981)『ことばと国家』岩波書店
田中克彦(2004)『ことばとは何か』筑摩書房
譚璐美,劉傑(2008)『新華僑 老華僑--変容する日本の中国人社会』文藝春秋
中島智子(2004)「公教育における外国人学校の位置づけに関する試論 ― 私立学校であり民族学校であるということ ―」『プール学院大学研究紀要』第44号,pp.117-131
山本真弓,木村護郎クリストフ,臼井裕之(2004)『言語的近代を超えて』明石書店

『月刊言語』各巻

邱琡雯(2005)『性別與移動--日本與台灣的亞洲新娘』巨流圖書公司
佛雷勒,保羅(Paulo Freire)『受壓迫者教育學』巨流出版
施正鋒(2002)『語言權利法典』行政院客家委員會
洪惟仁(1992)『台灣語言危機』前衛出版社
洪惟仁(1994)「台灣的語言戰爭及戰略分析」第一屆臺灣本土文化學術研討會
黄宣範(2004)『語言社會與族群意識』
陳美如(1998)『臺灣語言教育政策之回顧與展望』高雄復文圖書出版社
陳歆怡(2009)「驛鄉書寫: 移工移民報紙大放光采」『台湾光華雑誌』 第34巻第3号  p. 106-118
夏曉鵑(2002)『流離尋岸‭ ‬資本國際化下的「外籍新娘」現象』唐山出版社
夏曉鵑(2005)『不要叫我外籍新娘』左岸出版社
夏曉鵑,陳信行,黃德北(2008)『全球化下的移民與移工(上冊)』台灣社會研究叢刊13、唐山出版社
夏曉鵑,陳信行,黃德北(2008)『全球化下的移民與移工(下冊)』台灣社會研究叢刊13、唐山出版社
譚光鼎,劉美慧,游美惠編著(2008)『多元文化教育』高等教育文化出版
劉阿榮(2006)『多元文化與族群關係』
藍佩嘉(‬2008‭)『跨國灰姑娘:當東南亞‭_‬傭遇上台灣新富家庭』行人出版社
顧玉玲(2008)『我們:移動與勞動的生命記事』印刻出版社
蕭新煌(2004)『臺灣與東南亞‭:‬南向政策與越南新娘』中央研究院亜太區域研究専題中心

『台湾社会研究季刊』各巻

ほか多数
第一回目の授業で詳しく紹介します